子どもたちが困った行動をする、イライラしてしまう……
そんな日々を少しでも変えたくて、家族会議を始めました。
正直、最初はグダグダでした(泣)。
でも続けるうちに子どもたちが意見を言い始めたり、
ルールを守れるようになったりと、良い変化が!
今回は、うちの家族会議のやり方を失敗も含めてご紹介します。
家族会議を始めたきっかけ
実は、家族会議をやってみようと思ったのは
「3歳からのアドラー式子育て術 「パセージ」」という本がきっかけでした。
私自身、自分本位で子どもに接してしまっていると気付いて、
それを変えたくて手にした本でした。
特に第7章で紹介されていた家族会議の考え方に、
「難しそうだけど、やってみようかな」と感じました。
アドラー心理学では、家族全員が協力し合い、
対等な関係を築くことが大切だとされていますよね。
この考え方に共感し、必要にかられて
家族全員が話し合う時間を作ってみようと思いました。
やってみたものの、失敗。
最初の頃は、本当に散々でした(笑)。
2時間近くも話し合いをしてしまい、
次男は途中でどこかに行っちゃうし、
長男は泣いちゃうし……。
「もう家族会議なんて嫌だ!」と
子どもたちから言われたこともあります。
その時に立ち返ったのが、
「家族会議って何のためにやるんだっけ?」という原点でした。
親として、「こうなってほしい」という願望が多すぎて、
子どもたちの気持ちを置き去りにしていたんです。
そこで考えたのが、家族会議の目的は家族みんなが心地よく暮らすためだということ。
子どもたちが話を聞いていなかったり、泣き出したりするようでは意味がない。
「もっと子どもが話したくなる工夫をしよう!」と考え直しました。
大切なポイント
家族会議を続ける中で、円滑に進めるためのポイントが分かってきました。
おやつを用意する。
楽しい雰囲気で始めるのが一番!
おやつを囲んで話し始めると、子どもたちも自然とリラックスして話しやすくなります。
最初は、「どこに行きたい?」「何を食べたい?」など楽しい話題からスタートするとスムーズです。
子どもの意見をまず聞く。
子どもの意見を否定せず、まずは「ふむふむ」と聞いてみるのが大事。
親として意見がある場合も、最初に聞いてからこう言います。
「お母さんはこう思うけど、どうかな?」
子どもたちも、自分の意見を聞いてもらえると嬉しいようで、
少しずつ本音を話してくれるようになりました。
時間は短めに
家族会議は1時間以内、できれば30分程度がベストです。
長引くと子どもたちの集中力が切れてしまうので、無理をしない範囲で進めています。
やってよかったこと
子どもがルールを守れるようになった
みんなで話し合って決めたルールだからこそ、
子どもたちも納得して守ろうとします。
そのおかげで、親が注意したり怒ったりする回数が減りました。
自分の意見を伝える練習になる
家族会議を通じて、自分の気持ちや意見を言葉にする練習ができます。
最初は話題と関係のないことを話してしまうこともありましたが、
「今はこの話をしているから、そのことを話してね」とフォローしてあげると、
少しずつ的を絞れるようになりました。
自信につながる
自分の意見が採用されると、子どもたちはとても嬉しそうです。
その経験が自信につながり、「家族の中で自分の存在が大切なんだ」と
感じてもらえるようになりました。
まとめ
うちはこんな感じでやっています。
我が家もまだまだ試行錯誤中ですが、これからも続けていきたいと思っています!
みなさんも、ご家庭に合った家族会議のやり方を見つけてくださいね。
参考になればうれしいです。
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