【無理しない食の安全】子どもに安心して食べさせられる!わが家のこだわり食品リスト

子どもの食の安全を意識し始めたきっかけ

これって、子どもが食べて大丈夫なのかな?

子どもが生まれてから、スーパーで食品を手に取るたび、そう思うようになりました。
原発事故をきっかけに「食の安全」に意識が向くようになり、不妊治療を経て授かった命を守りたいという気持ちから、我が家の食卓は少しずつ変わってきました。
でも、すべてを安心なものに変えるのは難しい。高価なものばかりでは家計がもちません。
だからこそ、「ここだけは」というポイントを決めて、わが家なりの“ちょうどいい安心”を探すようになりました。
今回は、そんな我が家が日常的に選んでいる「安心して食べられる食品とその理由」をご紹介します。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
わが家の食品の選び方
たとえば、こんな風に分けて選んでいます。
調味料

少量で日持ちするからこだわって選ぶ
おやつ&常備品
手作りや、シンプルな材料を工夫
生鮮食品
使いやすさ・価格を優先して選ぶ
毎日使う調味料はどう選ぶ?わが家の安心ルール
→ わが家では毎日使う調味料こそ、無添加・シンプルな材料にこだわって選んでいます。
醤油


原材料は、大豆・小麦・塩だけのものを選ぶのが基本。
実は、全国にはこだわって醤油を作っている蔵元がたくさんあるんです。蔵元によって味や香りに個性があって、夫はこれを楽しみにしていて、よく取り寄せては「今回はちょっとまろやか」「これは刺身に合う!」と、まるでソムリエのように比べています(笑)。現在は羽村市に拠点を置くスーパー福島屋で購入したものを使っています。
福島屋のHPはこちら
市販の安価な醤油に含まれがちな「脱脂加工大豆」「アルコール」などの添加物が気になる方にもおすすめです。
味噌

味噌は毎年、どこかのワークショップに参加して、子どもたちと一緒に手作りしています。
自分たちで仕込んだ味噌は、多少ムラがあっても愛着がわくし、「菌の力でできているんだな」と実感できます。子どもたちは食べる時につぶれていない豆を見つけると「当たりだ!」と大喜びしています。
買うときも、無添加・天然醸造のものを選ぶようにしています。
砂糖

砂糖は、なんとなく…から始まったのですが、ミネラルも一緒にとれそうな「素炊き糖(すだきとう)」を使っています。
クセがなくて料理に使いやすいし、見た目もやさしい茶色で、なんだかホッとします。
油

油は、搾り方にこだわって選んでいます。
薬品を使った抽出法ではなく、「圧搾法(あっさくほう)」でゆっくりと搾ったものを選ぶようにしています。
使っているのは、国産の菜種油、ごま油、オリーブオイルなど。炒め物も、揚げ物も、毎日のごはんが安心できる味になる気がしています。
【卵・豆腐・肉】毎日の基本食材、わが家の安心ポイント
卵

卵は特に銘柄にこだわりはありませんが、生で食べる場合だけは鮮度と生産地を意識しています。
肉

肉は国産推しです。豚肉や鶏肉が中心で、脂や臭みが少ない部位を選ぶことが多いです。牛肉は国産はお高いので、クリスマスや誕生日のためのスペシャルです。
豆腐
豆腐は「遺伝子組み換えでない大豆使用」と表示されているものを選ぶようにしています。シンプルで無理なく選び続けられることが、わが家の安心基準のひとつです。
子どものおやつ・粉ものの安心素材と

例えば「きらずあげ」や「あたりめ」は市販でも比較的シンプルな原材料でできていて、安心して食べさせられるので、定番のストックに。
粉もの(薄力粉・強力粉)は、国産小麦のものをAmazonの定期便で買っています。


毎週末には、バナナのパウンドケーキをプレーンとチョコ味で1本ずつ焼いています。2歳の三男の朝ごはんにもなるし、手作りなら甘さも調整できるので安心です。

パンも市販のものはなるべく避けて、手作りのぶどう食パンをよく焼きます。

無理しない!わが家の食の安全の妥協ポイント
食に気をつけてはいるものの、もちろん全部は無理。
日々の生活の中では、妥協する場面もたくさんあります。
たとえば夫のお弁当。忙しい朝には、冷凍の市販おかず(添加物もりもり)が大活躍です。

休日に「おにぎりとお味噌汁」のメニューをする時も、その冷凍おかずがたびたび登場します。
また、外出時にスーパーでお惣菜を買うこともありますが、その時は添加物のことはあえて考えません。
現在2歳の三男には、塩分だけは少し気をつけつつ、大人と同じものを少し取り分ける程度にしています。
「できるところだけ」「気にしたい場面だけ」気をつける。
それがわが家の“ちょうどいい”やり方です。
食の安全と家計の両立|安心して続けるコツ
食の安全にこだわりたい。でも、すべてを完璧にするには予算にも限りがあります。
わが家も以前は「全部を安心なもので揃えよう」と思っていた時期がありましたが、それでは家計が回らず、結局どれも中途半端に。
今は、家計を見直して毎月の予算を立てて「無理なく買える範囲」を明確にしたことで、安心して続けられる食の選び方が少しずつ見えてきました。
たとえば、
- 調味料など少量で日持ちするものはこだわって選ぶ
- 生鮮食品は使いやすさや価格と相談して
- おやつや常備品は、手づくりやシンプルな材料のものを工夫して
そんなふうに、「安心」と「現実」をうまくバランスをとりながら、毎日の食卓を整えています。
このあたりの家計とのつきあい方については、また別の記事で詳しくご紹介したいと思っています。
よければ、そちらもぜひ読んでみてくださいね。